PCエンジンminiのコントローラーをターボパッド化する。
概要
PCエンジンmini用に少し安くターボパッドを調達するお話です。
はじめに
PCエンジンmini付属のコントローラーは、ノーマル仕様で連射するのがとても大変です。特にシューティングが多くラインナップされてるなかこの仕様はちと辛い。
私的には、ファンタジーゾーン
純正でターボパッドも販売されていますが、売り切れてしまった上にプレミア価格で数が少ない。ということで、なんとかしてみましょう。
用意するもの
・PCエンジンmini付属コントローラー・中古PCエンジンターボパッド・キムワイプなど(毛が落ちなくてやわこいもの)・PCEミニコントローラーターボ化パーツ by HQWorks
作り方
まず、中古のターボパッド、中古品で2,000円から3,000円弱で購入。分解してPCエンジンmini付属のコントローラーと中古ターボパットを比較してみます。
mini基板の(下)をみてみると、3段階に切り替わりそうなパターンがありました。別売りでターボパッドもあるので、共通の基板ですね。
配置はほぼ同等、そのまま側を変えればいいのではと思ったのですが、肝心のターボパッドスイッチパターンの位置が違う(5mmほど上にずれている)ことから、この位置を補正する必要があります。
3Dプリンタでこのような部品を造りました。形状でバネ性を持たせて、電極にはアルミテープを張り付けてあります。
ドナーのターボパット側の加工ですが、もともとついていた金具をカット、電極部の位置が図の位置になるように調整します。高さは横から見て左右の突起より少し高くなるように調整します。貼り付ける両面テープの厚みを調整したり、おすすめは不織布系シート(キムワイプとか、粉が飛び散りづらいもの)あとは、元に戻しビスを締めます。ビスを締めないと位置が決まらないので注意。
スイッチの硬さを確認し、重い場合、挟んだシートの厚みを調整して位置をだしますスイッチの上下位置もなかなかシビアですので、調整をお願いします。以上で完了、かなーり快適になるかと思います。
同パーツは、2023年11月23日(祝)レトロゲームサミットにて1組100円で配布させていただきました。買っていただいた方には少しでも加工の参考になればと。
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